6月最後の日曜日、駒場の青少年宇宙科学館において15回目の発表会を無事に終えることができました。
初めての会場を使用して、とても少ない人数での演奏会です。
当日はきっと、300人も入る大きな会場なのに閑散として、不慣れな会場にまごつきながら、かなり無残な結果に終わるのだろうと不安を抱えていたのですが、とても順調に進行して(と自分では思っております)感無量でした!
何より、生徒たちの演奏が日頃のレッスン室での印象よりも、グッとアップしていて一人ひとりの個性が出ていて、聞いていて楽しく、また退屈しないまでになっていたことが本当に嬉しく、”みんな上手になってくれたなぁ”とつくづく感じ入ったものでした。
これはやはり、1年あるいは半年と忙しい中、十分とはいえないまでも練習を重ね、各々それなりに自分の好きな曲にしっかり向き合って発表の日を迎えたということが、この良い結果を招いたのだと思いました。
完璧でなくとも、自分なりの感じ方を素直に音楽にのせて表現するということが、こんなにも快く響くとは!必ずしも教師の考え方に100% 添わなくても、本人の思う通りを率直に表すことがとても爽やかで、これでいいんだ!と気持ち良かったです。