10月30日の室内楽コンサート、無事終わりました。

10月にしては、寒い日でしたが、会場に入ってしまえばその後は大丈夫。リハーサルを終え本番です。

でもやはり天候のせいか、お客様の入りは今ひとつ。次回はもっと宣伝に努めなければ、と思ったものでした。

スークの5重奏、1楽章はとてもメリハリの効いた曲で、次から次へと表情が目まぐるしく展開します。そして大変派手な曲で、ロシア音楽のように濃厚でダイナミックな場面があるかと思えば、直後にppのとても繊細なメロデイが続くといった盛りだくさんな曲、そのためお客様には飽きずに聞いて頂くことができたのかもしれません。

また2楽章は、本当に終始一貫ピアニシモの美しい旋律が流れる静かな詩情あふれる曲で、1楽章とは好対照。その2つの楽章の特徴をうまく表せたのかな、と思っています。